WSL 2021 第5戦 リップカール・ロットネスト・サーチ結果

西オーストラリア州のロットネスト島で開催されていた2021年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第5戦であり、オーストラリア・レグの最終イベントであるリップカール・ロットネスト・サーチ presented by Coronaはメンズがブラジルのガブリエル・メディーナ、ウィメンズはオーストラリアのサリー・フィッツギボンズが優勝しました。ストリックランド・ベイには4~6フィートの波が押し寄せ、4つのイベントで構成されたオーストラリア・レグの最終日は壮絶なものとなりました。

ROTTNEST ISLAND, AUS – MAY 25: The winners of the Rip Curl Rottnest Search presented by Corona on MAY 25, 2021 in Rottnest Island, WA, Australia. (Photo by Cait Miers/World Surf League via Getty Images)(Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

メンズファイナルはガブリエル・メディーナとオーストラリアのルーキー、モーガン・シビリックの対戦となりました。メディーナはヒート序盤からロットネストのパワフルな波に激しいターンを繰り返して8.50という高いスコアをマーク。中盤にも7.0ポイントをマークして、あと1本が掴めないシビリックを抑えて、勝利しました。シビリックは破れたものの今回のポイントによってツアーランク5位にジャンプアップです。

2度のWSLチャンピオンであるガブリエル・メディーナは、今シーズン2度目の優勝を果たし、キャリアで16回目となるCT優勝を果たしました。メディーナは今シーズン5回のうち4回のファイナル進出を果たし、シーズン終了後に開催される世界チャンピオンを決定する新しいワンデイ・コンペティションであるリップ・カールWSLファイナルへの出場をほぼ確実にしています。

試合後メディーナは「オーストラリアでの生活、特にロットネストでの生活がとても気に入っています。ここは初めて訪れましたが、とても美しい場所です。ずっと波が良くて、とても歓迎されていると感じます。たくさんの厳しいヒートを乗り越えて、自分のやりたいサーフィンして勝つことができて、ここは私にとって特別な場所になりました。嬉しいです。」と語りました。

最後に日本の五十嵐カノアですが、ラウンドオブ32で、元JPSAグランドチャンピオン柄沢明美ブロを母にもつコナー・オレアリーとの対戦に破れ、17位という結果に終わりました。この結果、ランキング9位まで後退しています。次回カリフォルニアの人工サーフィン施設Surf Ranchで開催されるJeep Surf Ranch Proでの奮起に期待しましょう!

WSL 2021 第4戦 ブーストモバイル マーガレットリバープロ結果

前回から引き続きオーストラリアで開催されているワールドサーフリーグのチャンピオンシップツアーは、第4戦Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona 2021が西オーストラリアのマーガレットリバーで開催されました。

結果はメンズがフィリペ・トレド、ウィメンズではタチアナ・ウェストン・ウェブが勝利し、ブラジリアンのダブル優勝となりました。

MARGARET RIVER, AUS – MAY 10: The winners of the Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona on May 10, 2021 in Margaret River, WA, Australia. (Photo by Cait Miers/World Surf League via Getty Images)

フィリペ・トレドは、ファイナルデーでヒートごとに勢いを増していき、決勝に最高のパフォーマンスを残して、コンビネーションスコアで17.33(20点満点中)を記録しました。トレドのトレードマークであるフロントサイドのパワフルなターンで、メインブレイクをえぐり、イベント全体で2番目に高いトータルスコアを出して優勝しました。

この結果により、トレドはランキングを8位から3位に上げています。

MARGARET RIVER, AUS – MAY 10: Filipe Toledo of Brazil surfing in the final of the Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona on May 10, 2021 in Margaret River, WA, Australia. (Photo by Cait Miers/World Surf League via Getty Images)

ジョーディー・スミスとの対戦となったファイナルヒートの様子はこちらで御覧ください。

こちらはウィメンズ優勝のタチアナのパワフルなバックサイドターン。今回の優勝で彼女はランキングは2位に上げています。

MARGARET RIVER, AUS – MAY 10 : Tatiana Weston-Webb of Brazil surfing in the final of the Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona on May 10, 2021 in Margaret River, WA, Australia. (Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

最後に日本人期待の五十嵐カノアですが、今回の結果はRound of 16敗退で9位となり、総合順位は7位に後退しました。次回にオーストラリアレグ最終戦ロットネスト島で開催されるRip Curl Rottnest Search presented by Coronaに期待しましょう。

2020年もっとも愛されたサーフィン動画トップ20 on NobodySurf から厳選動画を紹介

サーフィン動画

サーフィン動画を厳選して紹介します

サーフィン動画のまとめサイト、NobodySurfが発表した2020年に閲覧数、保存数、シェア数が多かったサーフィン動画トップ20の中から厳選して、特におすすめの動画を5つ紹介していきたいと思います。

CI Mid: Britt Merrick Breakdown

チャンネルアイランド公式YouTubeチャンネルの動画です。ミッドレングスボードCI Midでの、ターンするたびに気持ち良さが伝わってくるライティング映像とともに、ブリット・メリックとデボン・ハワードがボードの解説をしています。

Rob Machado | Part 2 [Surfing] [California]

続いては、レジェンドサーファー/ロブ・マチャドをフィーチャーした動画です。WCTでケリー・スレーターとバチバチやっていた時代からスムーズなライティングで人気でしたが、さらに円熟味を増した美しいターンに魅了されます。

A lil’ bit Dreamy

次の動画は、7度のワールドチャンピオンの座を獲得している女性プロサーファー、ステファニー・ギルモアのオーストラリア・ゴールドコーストでのライティング映像です。波良し、天気良し、被写体良しの爽快な動画になっています。

Coastline Magazine visited Surf Lakes’ 5 Waves R&D site in Yeppoon

近年、世界中でハイクオリティな人工サーフィン施設が建設されていますが、オーストラリア・イェップーンのこの施設では、湖の中央で水を押しつぶすように圧をかけて波を作り出す方式を採用しています。プロのコンテストが開催されているサーフランチ等とは違う方式ですが、かなりハイクオリティな波が作られていて、本物の海さながらの様子です。なにげに走り回るフォイルサーフィンにも注目です。

BREAKFAST / SURFSLOW

最後は日本の小波での瀬筒雄太プロのゆったりとした心地よい動画です。ロングボードならではの癒やし映像ですね。

他にも沢山気持ちの良い映像が紹介されていますので、NobodySurfのサイトも見てみてください。

引用元:

MOST LOVED VIDEOS 2020

20 most loved — viewed, saved, and shared videos on NobodySurf in 2020, out of 12,000+ videos viewed by users in over 100 countries.

https://nobodysurf.com/playlist/03MUaDhosN/

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