メキシコ・オアハカ州バラ・デ・ラ・クルスで開催されていたワールドサーフツアー第7戦Corona Open Mexico presented by Quiksilverは、オーストラリアのルーキー、ジャック・ロビンソンが、プラジルのデイビッド・シルバに勝利して、自身初の、さらには今期初のオーストラリアンのチャンピオンシップツアーでの優勝を手に入れました。
決勝は先行するデイビッド・シルバに対し、残り時間がわずかになった時ジャック・ロビンソンが8.33ポイントのハイスコアをメイク。トータルで0.02ポイント上回り、シルバを下しました。
そしてウィメンズではステファニー・ギルモアがマリア・マヌエラを下して、チャンピオンシップツアー通算32回目の優勝を飾りました。
次戦のタヒチプロがコロナウイルスの影響でキャンセルとなった為、今大会の結果をもって、初の試みとなるWSL Finalsへの出場選手が確定しました。
WSL Finalsはツアーの上位5選手のみが出場できる大会で、下位の選手から順に対戦し、勝った選手が、上位の選手と戦うというフォーマットになっています。
出場権を手に入れた選手は以下の通りです。
男子
#1 ガブリエル・メディーナ (BRA)
#2 イタロ・フェレイラ (BRA)
#3 フィリッペ・トレド (BRA)
#4 コナー・コフィン (USA)
#5 モーガン・シビリック (AUS)
女子
#1 カリッサ・ムーア (HAW)
#2 ステファニー・ギルモア (AUS)
#3 ジョアン・ディファイ (FRA)
#4 タチアナ・ウエストン・ウェブ (BRA)
#5 サリー・フィッツギボンズ (AUS)
WSL Finalsへ期待のかかっていた日本の五十嵐カノアは今大会でRound of 32敗退となり、総合順位8位で残念ながら今季はここで終了となってしまいました。それでも8位は次シーズンの出場権を獲得しているので、来季の活躍を期待しましょう。
WSL Finalsは強すぎるブラジル勢がどんなサーフィンを見せてくれるか、楽しみに待ちましょう。