WSL 2021 第6戦 ジープ・サーフランチプロ結果

フィリペ・トレド(BRA)とジョアン・デフェイ(FRA)は、ワールドサーフリーグ(WSL)のチャンピオンシップ・ツアー第6戦であり、来月東京で開催されるサーフィンのオリンピック・デビューに向けた最終イベントである「Jeep Surf Ranch Pro presented by Adobe」で本日優勝しました。

LEMOORE, CA, UNITED STATES – JUNE 20: Johanne Defay of France and Filipe Toledo of Brazil are the winners of the Jeep Surf Ranch Pro presented by Adobe on JUNE 20, 2021 in Lemoore, CA, United States. (Photo by Pat Nolan/World Surf League)

ブラジルのフィリペ・トレドは、リムーアの人工サーフィン施設サーフランチで圧倒的なパフォーマンスを見せて勝利を収めました。決勝は同じくブラジルのガブリエル・メディーナと、過去2回のイベントファイナルの再来となるブラジル勢同士での対戦となりました。トレドは完璧に近い9.67と8.27をメイクし、2度のWSLチャンピオンを撃破しました。トレドは今年2回目の優勝を果たし、この結果によりWSLランキングが、現在1位のメディーナ、前シーズンのWSLチャンピオン、イタロ・フェレイラ(BRA)に次ぐ3位に浮上しました。

LEMOORE, CA, UNITED STATES – JUNE 20: Filipe Toledo of Brazil in the Final of the Surf Ranch Pro presented by Adobe on JUNE 20, 2021 in Lemoore, CA, United States. (Photo by Pat Nolan/World Surf League)

試合後、トレドは「サーフランチでのCTファイナルは3回目で、過去2回はガブリエルに負けていましたが、今回は優勝できて本当に良かったです。ガブリエルは今年ずっとハイパフォーマンスを続けていて、すでにトレッスルズのWSLファイナル5に進出を決めているので、彼に勝てたことは僕にとって大きな意味があります。」と語りました。

トレドとメディーナの対決となった決勝戦の様子はこちら。

ウィメンズではフランスのジョアン・デフェイが4タイムワールドチャンプのカリッサ・ムーアを破って優勝しました。

LEMOORE, CA, UNITED STATES – JUNE 20: Johanne Defay of France surfing in the Semifinal of the Surf Ranch Pro presented by Adobe on JUNE 20, 2021 in Lemoore, CA, United States. (Photo by Tony Heff/World Surf League)

日本の五十嵐カノアも準決勝まで進出し、オリンピックに向けて調子が良さそうなライディングを見せてくれました。CTのランキングも6位まで上昇しています。

LEMOORE, CA, UNITED STATES – JUNE 20: Kanoa Igarashi of Japan surfing in the Men’s Bonus Run of the Qualifying Round of the Surf Ranch Pro presented by Adobe on JUNE 20, 2021 in Lemoore, CA, United States. (Photo by Tony Heff/World Surf League)

五十嵐カノアのライディングはこちらでご覧になれます。

次回のCTイベントはオリンピック後、8月にメキシコで開催のCorona Open Mexico presented by Quiksilver となります。 

WSL 2021 第5戦 リップカール・ロットネスト・サーチ結果

西オーストラリア州のロットネスト島で開催されていた2021年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第5戦であり、オーストラリア・レグの最終イベントであるリップカール・ロットネスト・サーチ presented by Coronaはメンズがブラジルのガブリエル・メディーナ、ウィメンズはオーストラリアのサリー・フィッツギボンズが優勝しました。ストリックランド・ベイには4~6フィートの波が押し寄せ、4つのイベントで構成されたオーストラリア・レグの最終日は壮絶なものとなりました。

ROTTNEST ISLAND, AUS – MAY 25: The winners of the Rip Curl Rottnest Search presented by Corona on MAY 25, 2021 in Rottnest Island, WA, Australia. (Photo by Cait Miers/World Surf League via Getty Images)(Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

メンズファイナルはガブリエル・メディーナとオーストラリアのルーキー、モーガン・シビリックの対戦となりました。メディーナはヒート序盤からロットネストのパワフルな波に激しいターンを繰り返して8.50という高いスコアをマーク。中盤にも7.0ポイントをマークして、あと1本が掴めないシビリックを抑えて、勝利しました。シビリックは破れたものの今回のポイントによってツアーランク5位にジャンプアップです。

2度のWSLチャンピオンであるガブリエル・メディーナは、今シーズン2度目の優勝を果たし、キャリアで16回目となるCT優勝を果たしました。メディーナは今シーズン5回のうち4回のファイナル進出を果たし、シーズン終了後に開催される世界チャンピオンを決定する新しいワンデイ・コンペティションであるリップ・カールWSLファイナルへの出場をほぼ確実にしています。

試合後メディーナは「オーストラリアでの生活、特にロットネストでの生活がとても気に入っています。ここは初めて訪れましたが、とても美しい場所です。ずっと波が良くて、とても歓迎されていると感じます。たくさんの厳しいヒートを乗り越えて、自分のやりたいサーフィンして勝つことができて、ここは私にとって特別な場所になりました。嬉しいです。」と語りました。

最後に日本の五十嵐カノアですが、ラウンドオブ32で、元JPSAグランドチャンピオン柄沢明美ブロを母にもつコナー・オレアリーとの対戦に破れ、17位という結果に終わりました。この結果、ランキング9位まで後退しています。次回カリフォルニアの人工サーフィン施設Surf Ranchで開催されるJeep Surf Ranch Proでの奮起に期待しましょう!

WSL 2021 第4戦 ブーストモバイル マーガレットリバープロ結果

前回から引き続きオーストラリアで開催されているワールドサーフリーグのチャンピオンシップツアーは、第4戦Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona 2021が西オーストラリアのマーガレットリバーで開催されました。

結果はメンズがフィリペ・トレド、ウィメンズではタチアナ・ウェストン・ウェブが勝利し、ブラジリアンのダブル優勝となりました。

MARGARET RIVER, AUS – MAY 10: The winners of the Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona on May 10, 2021 in Margaret River, WA, Australia. (Photo by Cait Miers/World Surf League via Getty Images)

フィリペ・トレドは、ファイナルデーでヒートごとに勢いを増していき、決勝に最高のパフォーマンスを残して、コンビネーションスコアで17.33(20点満点中)を記録しました。トレドのトレードマークであるフロントサイドのパワフルなターンで、メインブレイクをえぐり、イベント全体で2番目に高いトータルスコアを出して優勝しました。

この結果により、トレドはランキングを8位から3位に上げています。

MARGARET RIVER, AUS – MAY 10: Filipe Toledo of Brazil surfing in the final of the Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona on May 10, 2021 in Margaret River, WA, Australia. (Photo by Cait Miers/World Surf League via Getty Images)

ジョーディー・スミスとの対戦となったファイナルヒートの様子はこちらで御覧ください。

こちらはウィメンズ優勝のタチアナのパワフルなバックサイドターン。今回の優勝で彼女はランキングは2位に上げています。

MARGARET RIVER, AUS – MAY 10 : Tatiana Weston-Webb of Brazil surfing in the final of the Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona on May 10, 2021 in Margaret River, WA, Australia. (Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

最後に日本人期待の五十嵐カノアですが、今回の結果はRound of 16敗退で9位となり、総合順位は7位に後退しました。次回にオーストラリアレグ最終戦ロットネスト島で開催されるRip Curl Rottnest Search presented by Coronaに期待しましょう。

WSL 2021 第3戦リップカール ナラビーンクラシック結果

オーストラリアのニューサウスウェールズ州ナラビーンでワールドサーフリーグのチャンピオンシップツアー第3戦Rip Curl Narrabeen Classic presented by Coronaが開催されました。

今大会はCTを引退したレジェンド、ミック・ファニングがワイルドカードで出場したり、開催前までのランキングで3位のジョン・ジョン・フローレンスが前回に引き続きルーキーのモーガン・シビリックに破れたり、1位だったイタロ・フェレイラがRound of 16で敗退してしまうなど、話題が盛りだくさんの大会でした。

ファイナルはブラジルのガブリエル・メディーナと、カリフォルニアのコナー・コフィンの対決となりました。メディーナが次々と精度の高い高難度エアーを決めて、エクセレントスコアを2連続で叩き出し、終始コナー・コフィンを圧倒して勝利しました。

NARRABEEN, AUS – APRIL 20: Gabriel Medina (BRA) and Tatiana Weston-Webb (BRA) finalists of the Rip Curl Narrabeen Classic presented by Corona on April 20, 2021 in Narrabeen, Australia. (Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

今大会で優勝したガブリエル・メディーナ(ブラジル)はランキング1位となり、3度目のワールドチャンピオンの座が見えてきました。

日本の五十嵐カノアは準決勝まで進出したものの、ヒート開始時のトラブルで精神面に動揺があったのか、まともなライディングが1本もできないまま敗退となってしまいました。しかし、準決勝まで進んだことで現在のランキングは4位に上昇しました。ポテンシャルは十分あると思うので、カノアが世界の頂点に立つところをみたいものです。

NARRABEEN, AUS – APRIL 20: Kanoa Igarashi of Japan surfing in Heat 3 of the Quarterfinals of the Rip Curl Narrabeen Classic presented by Corona on April 20, 2021 in Narrabeen, Australia. (Photo by Cait Miers/World Surf League via Getty Images)

次回は5月2日から西オーストラリア・マーガレットリバーで開催される Boost Mobile Margaret River Pro presented by Corona です。

WSL2021リップカール ニューカッスルカップ結果

コロナウイルスの影響でハワイでの第2戦、カリフォルニアての第3戦がキャンセルされ、再編成されたチャンピオンシップツアーがオーストラリアレグから再開されました。オーストラリアレグはニューサウスウェールズ州ニューカッスルでの Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona からスタートです。

メンズのファイナルは現世界チャンピオンのイタロ・フェレイラ(ブラジル)と、過去2回ワールドチャンプに輝いているガブリエル・メディーナ(ブラジル)となりました。高いエアリアルでリードを奪ったのはメディーナでしたが、イタロ・フェレイラがほぼフルローテーションのバックサイドエアーを決めてハイスコアをマークして逆転、そのまま勝利となりました。

NEWCASTLE, AUS – APRIL 10: WSL Champion Italo Ferreira of Brazil in Heat 3 of Quarterfinals of the Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona on April 10, 2021 in Newcastle, Australia. (Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

この結果により、イタロ・フェレイラは今シーズンのランキング1位に躍り出ました。現在のトップ5は以下の通りです。

  • 1 イタロ・フェレイラ(ブラジル)
  • 2 ガブリエル・メディーナ(ブラジル)
  • 3 ジョン・ジョン・フローレンス(ハワイ)
  • 4 ジョーディー・スミス(南アフリカ)
  • 5 カノア・イガラシ(日本)
2021 Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona Men’s Final

また、ウィメンズでは現チャンピオンであり4度のワールドチャンピオンに輝いているいるカリッサ・ムーアと、今期チャンピオンシップツアーに初参戦のイザベラ・ニコールズの対戦でファイナルを迎えました。結果はカリッサ・ムーアの勝利。彼女はこの勝利によってウェンディー・ボーサのチャンピオンシップツアー最多優勝記録に並ぶことになりました。

NEWCASTLE, AUS – APRIL 10: Four-time WSL Champion Carissa Moore of Hawaii and WSL Champion Italo Ferreira, winners of the finals of the Rip Curl Newcastle Cup presented by Corona on April 10, 2021 in Newcastle, Australia. (Photo by Matt Dunbar/World Surf League via Getty Images)

次戦 Rip Curl Narrabeen Classic presented by Corona はまもなく4月16日から開催です。